こんにちは!AnotherMeadowです。
「肌がどんよりくすみがちで不安…貧血が原因?」
「くすみ対策をしているのに中々改善されないのは、何かの病気?貧血のせい?」
この記事を読んでいる方は、このようなお悩みを持っているのではないでしょうか。
これまで色々なくすみ対策をしてきたのに、中々効果を実感できないのは貧血が関わっているのか、あるいは何かの病気ではないかと不安になりますよね。
結論からいうと、くすみは貧血が原因で生じることがあります。
今貧血を抱えているのであれば、貧血を改善すればくすみを解消できる可能性があります。
ただしくすみといっても色々なタイプがあり、タイプによって原因が異なります。貧血以外の原因が考えられることもあるのです。
このためくすみを解消するには、自分のくすみのタイプを理解し、そのタイプに合う改善方法を試すのがおすすめです。
この記事では、貧血とくすみの関係性について説明していきます。
自分のくすみの考えられる原因が分かり、不安を解消できるような内容を載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。
貧血で肌にくすみが出るのは「血色が悪くなる」ため
貧血でくすみが出やすくなるのは、血色が悪くなるためです。
そもそも貧血とは、「ヘモグロビン」の濃度が低くなる状態をいいます。
ヘモグロビンとは、血液の赤血球に含まれる赤い色素を持つたんぱく質です。血液が赤い色をしているのは、このヘモグロビンの色素によるものです。
しかしヘモグロビンの濃度が低くなる=貧血になると、血液の色が悪くなります。すると顔色も悪くなり、くすみが生じるようになるのです。
貧血が原因のくすみは、青色が多いです。
肌に青色のくすみが表れているのであれば、原因は貧血と考えらえます。
【必見!】貧血による肌のくすみを起こしやすい人の特徴3つ
貧血による肌のくすみを起こしやすい人には、次の3つの特徴があります。
- 更年期にあたる
- 偏食や過度なダイエットをしている
- ストレスが溜まっている
更年期にあたる
更年期にあたる方は、貧血でくすみを起こしやすいです。
更年期はホルモンバランスの乱れによって月経過多になり、貧血を引き起こしやすいからです。
ヘモグロビンの材料となるのは鉄です。
月経過多は鉄不足を引き起こすため、ヘモグロビンも作られなくなります。するとヘモグロビンの濃度が低くなり、貧血となるのです。
更年期に該当する歳は、女性の場合は45歳~54歳です。
もしこの歳に当てはまりくすみが生じているのであれば、月経過多でないかを振り返ってみましょう。
月経過多であればそれが原因で貧血が引き起こされ、くすみも生じている恐れがあります。
偏食や過度なダイエットをしている
偏食や過度なダイエットをしていると、貧血になってくすみを起こしやすくなります。
十分に栄養が摂れておらず、鉄も不足している恐れがあるからです。
特に以下のような方は貧血を引き起こしており、くすみも生じている恐れがあります。
- 仕事や家事、育児などで忙しく偏った食事になりがち
- 過度な食事制限でダイエットをしている
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっている方も、貧血でくすみを起こしやすいです。
ストレスの蓄積は胃の吸収阻害を引き起こし、食べ物から得た鉄も吸収されにくくなるからです。
前述した通り、鉄が不足するとヘモグロビンが作られません。
今強いストレスを感じているのであれば、それが原因で貧血となっており、くすみも生じている恐れがあります。
貧血による肌のくすみは「鉄分の摂取」で改善していこう
貧血による肌のくすみを起こしやすい人の共通点は、鉄が不足していることです。
このため、体に鉄を補うような対策をすれば貧血が改善されて、くすみも解消できる可能性があります。
以下が、鉄を補う方法の例です。
- 鉄(ヘム鉄や非ヘム鉄)を含む食材や食品を摂る
- 鉄の吸収を高める栄養素を含む食材や食品を摂る
貧血改善のための鉄の摂取方法やその他の貧血対策については、当ブログに掲載の以下「【貧血対策】更年期による貧血に効果的な食材や食事・サプリをご紹介!」 で詳しく紹介しています。
更年期に起きやすい貧血対策についての記事ですが、更年期に該当しなくても行える対策を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
鉄の摂取による貧血対策をするときの注意点 |
現在貧血の治療を受けている方は、医師の指示に従ってください。 貧血には疾患が隠れている恐れもあります。貧血の症状が強い場合、あるいは不安に感じる方は、医療機関の受診をおすすめします。 |
【要注意!】貧血が原因ではない肌のくすみもある
ここまで貧血と肌のくすみの関係性について説明してきましたが、実はくすみのタイプによっては貧血が原因でないこともあります。
次の3つが、他のくすみタイプとその原因です。
- 黄色のくすみは「糖化」の恐れがある
- 灰色のくすみは「古い角質の蓄積」の恐れがある
- 茶色のくすみは「メラニン色素の沈着」の恐れがある
くすみタイプが貧血によるものでない場合は、その原因にアプローチする対処をしないとくすみの改善には向かいません。
再度、鏡で自分のくすみを確認してみることをおすすめします。
黄色のくすみは「糖化」の恐れがある
くすみが黄色である場合は、糖化の恐れがあります。
糖化というのは、たんぱく質と食事などから得た余分な糖質が体内で結びつく現象をいいます。
糖化が体内で進むと老化物質が作られ、蓄積されていきます。すると、肌に黄色のくすみとなって表れます。
黄色のくすみは、以下のような人に起こりやすいです。
- 糖質を多く含む食べ物(スイーツや菓子パンなど)を摂り過ぎてしまう
- つい食べ過ぎてしまう
黄色のくすみを改善するには、以下のような対処をして糖質の過剰摂取を防ぐことがおすすめです。
- 低GI食材や食品、調味料を活用する
- よく噛んでゆっくり食べる
灰色のくすみは「古い角質の蓄積」の恐れがある
くすみが灰色である場合は、古い角質が蓄積されている恐れがあります。
肌に古い角質が蓄積されると角質層が厚くなり、それが灰色のくすみとなって肌に表れることがあります。
灰色のくすみは、以下のような人に起こりやすいです。
- 十分なスキンケアができていない
- 加齢によってターンオーバーが乱れている
灰色のくすみを改善するには、以下のような対処をしてターンオーバーを整えることがおすすめです。
- 毎日スキンケアをしっかり行う
- ターンオーバーを促すビタミンB2やビタミンB6を含む食材や食品を摂る
茶色のくすみは「メラニン色素の沈着」の恐れがある
茶色のくすみの考えらえる原因は、メラニン色素の沈着です。
紫外線を多く浴びたり、肌が摩擦されたりするとメラニン色素が作られます。このメラニン色素が沈着すると、茶色のくすみとなって肌に表れることがあるのです。
茶色のくすみは、以下のような人に起こりやすいです。
- 紫外線ケアをおろそかにしてしまう
- クレンジングや洗顔のときに肌を強くこすってしまう
茶色のくすみを改善するには、以下のような対処をしてメラニン色素の沈着を防ぐことがおすすめです。
- 外出するときは、日焼け止めを忘れずに塗る
- クレンジングや洗顔は、優しく行う
まとめ
本記事では、貧血とくすみの関係性について説明してきました。
貧血で肌にくすみが出るのは、血色が悪くなるためです。
以下のような人は貧血が起きやすく、肌のくすみも出やすいといえます。
- 更年期にあたる
- 偏食や過度なダイエットをしている
- ストレスが溜まっている
貧血による肌のくすみを改善するには、日常生活で鉄を補うことがおすすめです。
ただしくすみのタイプによっては貧血が原因でない場合もあるため、自分のくすみタイプを知り、そのタイプ別の対処法を試すことが大切です。
自分にとって適切な対処法を行って、どんより肌とサヨナラしましょう!